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2008年5月

2008年5月29日 (木)

綾綺殿

ブライトンホテルのおねえさんに教えていただいた山中油店さんがやっているパニーニのお店に行ってみました。

山中油屋さんって、油だけで商いされているというかなりなこだわりを感じるお店ですが、そこがやっているカフェということで026_2 かなり期待して出かけました。

油屋さんのすぐ近くにある町家がカフェになっています。

パニーニとバニラアイスが絶品!という話を伺っていたので素直にそれらを注文。

もちろんパニーニですからエスプレッソもねcafe

036 もちっとしたパニーニの生地がこんがり香ばしく焼けていて、それにアンチョビとお茄子の具がベストマッチ!

町家のなかで気分はかなりイタリアンhappy02

034 バニラアイスの上にかかっているのは、レモンフレーバーのオリーブオイル。アイスの上にオイル?という感じでしたが、いただいてみるとあら不思議^^オイルも素敵にデザートなのです。イタリアを旅したとき、バルサミコ酢をかけたバニラアイスのおいしさに感動しましたが、この味はそのときの驚きに似たものがあります。

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そしてエスプレッソ。

見た目も素敵ですが、味も濃くと深みがあってなかなかのものでしたよ。

私が出かけた時間帯は夕飯にはまだ早くおやつにはもう遅いころだったのでお客さんは私たちだけ。

店員さんもお一人で切り盛りされていたのでお料理が出てくるのをのんびり待って、ゆっくりいただいて、とても豊かな時間をすごさせてもらえたような気がしました。そう、このカフェの名前「綾綺殿」は、平安時代、宮中にあって舞や宴が行われていた殿舎のがこの地にあったことからつけられたのだそうです。

パニーニをいただきながら、平安時代に思いを馳せる。一見、何のかかわりもなさそうなのに、どこかで何かがつながっている。そんなことがたくさんある京都に私はやっぱり首ったけ。

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2008年5月22日 (木)

リニューアルしたブライトンホテルに泊まってきました。

にこやかで親しみを持てる接客と、エントランスを入るとすぐに広がる明るい吹き抜け豊かな緑、そして穏やかにその空間を流れる水がいつも気持ちよく迎えてくれるこのホテル。全室天然水利用というところも気に入って、京都では一番利用させていただいてるホテルです。

水って、生命の基本ですし、きれいな水は身も心も浄化してくれる作用がありますからとても重要!この天然水のすばらしさはお風呂に入ったときに肌に滑らかなことでも実感できますし、お茶などを味わうことでも感じることができると思いますが、今回のリニューアルを機にこのおいしいお水を使ってのこんな心にくいサービスが始まっていました。010

お抹茶サービス!

冷蔵庫に祇園辻利のお抹茶が入っていますので200円で味わうことができます♪

なかなか上手くはいきませんが、せっかく京都に来たのだからお手前ごっこも楽しいものです^^

お手前はいまいちでも、抹茶とお水がおいしいからそれなりにいけます(笑)

お茶菓子があればなおすばらしいshine

備え付けのお茶は、リニューアル前は福寿園のほうじ茶と煎茶でしたが、抹茶と同じ祇園辻利のほうじ茶と煎茶に変更になっていました。いずれにしてもここのお茶は上質のものを使っていると思います。お湯飲みや急須も温かみを感じる陶磁器で自宅にいるかのようにくつろいでお茶を楽しむことができます。

室内の様子はこのような感じになっていました。007

以前に比べ落ち着いた色調シックでモダンなインテリアになり、テレビは液晶うす型に、それからテーブルが出現!

夜な夜な街に繰り出して胃袋がギブアップしそうなときなど、市場やデパ地下でお惣菜の類を軽く買ってきていただくにも、ちょっとパソコンなどでお仕事をするにもしてもこれがとても重宝します。

それから、ほかに変わった点といえば、空気清浄機と加湿器が一体型になっていたことです。私は乾燥に弱いのでこの点に関しては以前の加湿器が別のほうが調整がしやすくてよかったな。

バスルームはこんな感じに変身!004

バスタブが大きくなってトイレとバスの間が区切られているので水はねを気にすることなく入れますし、バスタブの外で体を洗うということも可能になりました。

アメニティーに昔はなかった入浴剤も準備されていました。

改装された部屋も素敵だけど、前の部屋も今となっては懐かしいなぁ・・・と思ってしまう私。

人間って本当に贅沢な生き物です。

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2008年5月 4日 (日)

フランソワ喫茶室

京都を訪れるとき、寺社めぐりも、おいしいお店探しも楽しみだが、ちょっと疲れたときにぶらり立ち寄るカフェめぐりもひそかな楽しみだ。

東京に珈琲を楽しむ喫茶店「可否茶館」が日本で初めてできたのが1888年。京都で、「進々堂」「スマート珈琲」「フランソワ」「築地」などが登場したのはその50年後くらいの話になる。京都で老舗といえば100年以上の歴史があるお店を指すことが多いようなので老舗と呼ばれるまでにはあと数十年後だが、全国どこでも同じような空間で同じような味を楽めるカフェが増えてきた中で、そこのカフェでしか味わえない空間と味との出会いは珠玉のひとときなのだ。

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平成14年に有形文化財に登録されたフランソワ喫茶室は、ピンクなネオン輝く木屋町通りの一角にある。

初めてここを訪れたときは道を間違えたのではないか?という不安を覚えたが、フランソワ喫茶室はその空間にきちんと存在しているのであった。

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店内に入るとそこは、異空間。

ドーム型の天井が印象的なバロック建築、鮮やかな色合いのステンドクラスから入ってくるやさしい光、長年大事に使われている座り心地のよい椅子、店内を心地よく流れるクラッシック。その空間の醸す重厚さはどこかの古い教会のよう。

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もともと、画学生が自由に話せるスペースをと作られた場所だけに、メニューにも趣が感じられる。

ここでのお勧めはケーキセット。075

手作りのレアチーズケーキは、濃厚でありながらも、甘さを抑えさわやかな酸味のシンプルながらも上品な味。

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コーヒーは、かわいらしいオリジナルのカップでいただける。深い香りとコクに反して苦味がないすっきりとした味わいのものに、少しあわ立てたクリームがまろやかさを加えるが、ケーキと一緒にいただいてもくどくならず相性がとてもよい。

ここでゆっくりと音楽を聴きながらコーヒーをいただいていると、外界のことを忘れて、思索に浸れそうな気がする。そんな居心地のよさ。

・・・・だから、店名も喫茶店でなく喫茶室なのだろうか?まるで自分の隠れ家のように足を運びたくなる場所なのだ。

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2008年5月 1日 (木)

祇園 なか原

祇園の店ははずれがない。

実際のところはどうなのかわからないが、今まで私が出かけた店はすべてそうだった。

料理の味、センス、器、おもてなし、どれをとっても、気持ちよく食事をして、気持ちよい時間をすごすためにそれらはあつらえられたかのように存在する。

けれども、それはいつも柔軟だ。素材の扱いにおいても、会話のひとつひとつにおいても・・・

祇園から遠く離れた地に暮らしていて、あの味が、あの空間が恋しくなる。だから、祇園に出かけるとまた、いつもと同じ店に行ってしまう。

そんな私が、半年ほど前に雑誌で見つけて恋焦れていたお店が「祇園 なか原」さん。炙ったさば寿司というのが非常に気になっていたのだ。

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四条通のろおじをちょっと入ったところにある隠れ家的な立地にも心が躍る。

お料理はコースもあるようだが、好みを伝えるとそれに応じていろいろと出して下さる。

私はもちろん、半年もの間恋焦れていたさば寿司と美肌目的で豚の角煮を注文。

店に入ったときに、予感したがやっぱりおいしい。

ご夫婦で営まれているお店なのだが、お二人ともいかにもおいしそうなものを出してくれそうな顔をなさっているのだ。

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美しい金の器に、今の季節を盛り合わせたかのような器。緑がとっても綺麗。

でも、綺麗なだけじゃなく素材の一つ一つが生きていて、でも、程よい調和が取れているところにご主人のこころが感じられる。

040 お造り!

特にたこがやわらかくて、絶品!薬味の茗荷もまた食欲がそそられるのだ。

041 これがまた・・・・

うまい!

おはしで切れるほどやわらかく煮込んである角煮。何で私の味覚をここまでご存知なの!と突っ込みを入れたくなるほど味付けも濃からず薄からずちょうどいい塩梅で驚き。コラーゲンがトロプル。でも、脂っこくはないんだなぁ。

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炙ったさば寿司をいただくとこれがまた・・・普通のさば寿司よりも酸味が少しまろやかになり、香ばしくよりジューシー。

しかし、炙らなくても炙ってもここのさば寿司は私の中のさば寿司ランキング上位に入る味だ。

きちんとうまいさば寿司。やっぱり半年恋焦がれただけのことはあった。048_2

花豆のシャーベット。

やさしいお味。黒砂糖の風味が上品。今までに口にしたことのない味のシャーベットだったなぁ・・・でも上にまとまっていて〆のお茶とすごくよく合う。

しかし、このつやつやお豆さん。どうやったらこんなに綺麗にふっくら炊くことができるんだろう?

ほかにもいくつかいただいたが、すべて外れなしの味だった。きちんと丁寧に大事にお料理された品々でとても素敵なご馳走だった。

ご主人の食材と対話するようにお料理する姿や、綺麗だけど親しみやすい奥様との会話が印象的なお店だった。

また、ぜひ行きたい!

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