他の歯の治療も終わり、素人目には虫歯ではない歯も痛むので、先生に訴えると、「では、次回掘ってみましょう」と柔和な笑みでおっしゃった職場ちかくのM歯科医院・・・・その言葉にゾォ・・・とした私は歯医者を変えました。
次に行ったところは、腕はいいという噂のK歯科。寡黙で無愛想な先生だったけど悪くはないなというかんじだったんですが、いかんせん待ち時間が長い。10時に予約を入れていたのに、12時からの治療になることもざらで、さすがに嫌になり一度予約をすっぽかしたら、自宅に電話で次の予約を・・・とかかってきた。治療に蹴りがつくまでとりあえずは通いましたが、折角の休日の半日が歯医者で終わってしまうのも嫌なので次の歯医者を探しました。
その次の、人気があるということでいったMデンタルクリニックはこれまたイケメンな先生で丁寧に治療してくれてる感じもしましたし、歯科衛生士さんの腕もなかなかで丹念に歯石取りなどやってくれてたのですが、治療して数日で埋めるのに使ったセメントの一部が落ちてきました・・・・それで、再び足を運ぶと無料で処置をしてくれ、さらにフッ素まで塗ってくれましたがどうしてセメントが落っこちてきたのかなど説明がなくちょっと不安に・・・
田舎だから、いい歯医者さんってなかなかないのかなぁ?
とあきらめ、とりあえず今の段階では虫歯の全部治したことだし、なるべくできないように歯をみがき半年に1度は健診に行こうとかなと思っていたところ、予防歯科に力を入れてる先生の存在を知りました。
そろそろ健診に行くべき時期だったので訪れたI歯科は、何の変哲のないふつうのちょっと古い感じの建物。歯科衛生師さんも受付の方もしゃきしゃきした感じのおばさま方で、先生も普通の田舎によくいるタイプの白衣より麦藁帽子が似合いそうなおじさま。
これは、もしやはずれかも・・・
先生の虫歯チェックが始まる。「虫歯はねぇのう。あんた、歯はよーみがけちょるけど、なぁし、ここの歯が一本だけ磨けちょらんのか?歯茎が29歳にしてはちょっと年とっちょる。治療するところはねぇけん。歯石をとってからおわりじゃ。(虫歯はないですね。あなたの歯はよく磨けているのですが、ここの一本だけどうして磨けてないのかな? 歯茎が29歳にしてはちょっと年をとっていますね。治療するところはないので、歯石を取ったら終わりです。)」と先生の診断は終わり。
次に、歯科衛生士さんから歯石を落としてもらう。さくさくっとやってくれたが、先生のおっしゃる「一本だけ磨けていない歯」も綺麗に機械でウィーンと磨き上げていただいて、ぴかぴかだ。歯もつるつるだし、それだけで、ニンマリ満足して帰ろうと思うとまた椅子を倒された。
まだなにか??
とおもったら、今度は歯をピンクに染められブラッシング指導のようです。マンツーマンで歯科衛生士さんからの指導。(実際は、その背後あたりに先生もいらっしゃり歯科衛生さんの言葉に相槌を打ったり、補足を入れたりしているので2人に教えていただく豪華な指導でした^^)柔らかめの歯ブラシで、歯茎の上から歯のほうに軽く歯ブラシを当てて一本一本磨いてゆき、歯ブラシの当たりにくい親知らずのところなどは、ブラシの先のほうで入念に磨くというやり方がいいらしいです。私の普段の磨き方では歯はピンクのままでしたが、教えてもらったとおり磨くと、きちんとピンク色が落ちてゆきます。それに、この磨き方は歯茎がマッサージできて鍛えられるらしいのです。
歯磨き粉をつけると口の中がさわやかになって歯を磨いたような気になりますが、実際は歯ブラシがきちんと当たったところしか歯は磨けてないというのがよ~くわかりましたし、歯茎のところもきちんと磨くと口の中の血流がよくなる感じがしていかにも歯茎が若返ってゆく感じがします。
私が、ちゃんとした歯のみがき方を知らないほうが、歯医者さんは儲かるかもしれません。今まで通った歯医者さんは、忙しいからか、治療することが歯科医の仕事だと思っているからかそんな指導をしてくれるところがなく、小学1年生の時学校であったブラッシング指導以来でした。今回生まれて初めて、歯茎も磨くものなのだと知りました。歯磨きって、毎日の習慣でごくごく自然にやってるものだけにきちんと教えてもらうってすごい大事なことだと思いました。
人それぞれ考え方はあるでしょうけど、私にとってのいい歯医者さんは、ただ近いだけの歯医者さんや、ただ人気のある歯医者さんや、腕がいいだけの歯医者さんでなく、きちんとその人に必要な指導をしてくれる歯医者さんだなぁと思います。今回は、本当にいい歯医者さんに出会えた気分です。感謝!
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